口頭発表・講演

文学でめぐる京都2024_02
佛教大学オープンオープンラーニングセンター(O.L.C.)の公開講座「文学でめぐる京都」で、全6回の講義のうちの第2回を担当します。

(文学でめぐる京都 第2回)
梶井基次郎「檸檬」の京都



日時:2024年11月29日(金)10:30〜11:45
内容:梶井基次郎「檸檬」(1925)は、青年期の鬱屈した精神と〈檸檬〉のあざやかさが対置された作品です。近代京都の都市空間のなかでそれが見出される過程と意味について、作品精読をとおして考察します。


下記のとおり、城陽市民大学(京都府城陽市教育委員会主催の生涯学習講座)で講演します。

令和6年度 城陽市民大学 文学・教育コース
【講座(13)】
二つの「金閣寺」物語
─三島由紀夫『金閣寺』と水上勉『五番町夕霧楼』─

日時:2024年10月28日(月)10:00〜11:30
場所:城陽市立福祉センターホール

1950年に起きた金閣寺放火事件に取材した2つの小説、三島由紀夫「金閣寺」(1956)と水上勉「五番町夕霧楼」(1962)を読みくらべながら、それぞれの物語の特徴について考えます。
>>城陽市民大学のプログラムはこちら
※プログラムのタイトルから、副題を変更しています。

佛教大学オープンラーニングセンター(O.L.C.)で全6回の連続公開講座を担当します。 

谷崎潤一郎と探偵小説 
──都市のモダニティを読む──
 

日時:2024年10月〜2025年3月の木曜日(各月1回)10:30〜11:45
内容:谷崎潤一郎(1865-1965)は大正期に、のちのミステリー作家に影響を与える都市小説・犯罪小説を多く発表します。本講座ではこれら「探偵小説のさきがけ」ともみなせる作品を読み解き、しかけられた秘密、謎、犯罪といったものが描き出す近代性(モダニティ)とは何かについて考えていきます。
◎全6回の日程と講義内容は下に貼った画像(クリックで拡大)でご確認ください。
>>PDF版はこちら
OLC_202410-202503hidakay

※申し込みほか詳細は、佛教大学O.L.C.のサイトまで。

文学でめぐる京都2024_01
佛教大学オープンオープンラーニングセンター(O.L.C.)の公開講座「文学でめぐる京都」で、全6回の講義のうちの第6回を担当します。

(文学でめぐる京都 第6回)
二つの「金閣寺」物語
─京都の戦後を読む─


日時:2024年9月6日(金)10:30〜11:45
内容:1950年に起きた金閣寺放火事件に取材した2つの小説、三島由紀夫「金閣寺」(1956)と水上勉「五番町夕霧楼」(1962)を読みくらべながら、物語の背景にあった京都の戦後風俗の一面を考えます。


佛教大学オープンラーニングセンター(O.L.C.)で全6回の連続公開講座を担当します。 

谷崎潤一郎と近代都市 
──文学で読み解くモダン文化──
 

日時:2024年4〜9月の火曜日10:30〜11:45
(各月1回、但し8月分は7月30日13:00〜14:15に行います。)
内容:谷崎潤一郎(1865-1965)の多彩な作品の中から、本講座では〈近代都市〉を切り口にしていくつかの作品を読んでいきます。都市空間の「近代性」は、作品に描かれた都市イメージにどのように反映されたのか、同時に、文学表現から読み取れるモダン文化の様相はどのようなものなのか、考えていきます。

◎全6回の日程と講義内容は下に貼った画像(クリックで拡大)でご確認ください。
※なおO.L.C.で配布の講座案内冊子およびデジタルパンフレットの本講座のページには一部誤った日程が記載されています。ここに掲載したスケジュールが修正後のものになります。ご注意ください。
>>PDF版はこちら
OLC_202404-09hidakay

※申し込みほか詳細は、佛教大学O.L.C.のサイトまで。

文学でめぐる京都2023_02佛教大学オープンオープンラーニングセンター(O.L.C.)の公開講座「文学でめぐる京都」で、全6回の講義のうちの第5回を担当します。

(文学でめぐる京都 第5回)
『古都』へのまなざし
──近代都市としての京都──



(講座内容)
川端康成『古都』は、京都の「名所案内記」のようだと評された作品です。しかし、作中に設定されているのは、京都を「古い都」と捉える近代的なまなざしにほかなりません。『古都』に描かれたさまざまな場所から、その近代性を読み解いてみます。
 
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2023年12月10日(日)に東京外国語大学で開催されるシンポジウムに登壇します。

Language and reality
>>PDF版のチラシはこちら

近代の日本語とリアリティ 言語学・文学・映画
日時:2023年12月10日(日)13:00〜17:00
会場:東京外国語大学 留学生日本語教育センター さくらホール
講演:
野村剛史 スタンダード研究の意義
日高佳紀 本当らしさと文体─谷崎潤一郎の小説表現─
片岡一郎 文学、演劇、映画を越境する大衆娯楽の存在
     映画『うき世』(1916)上映と説明
主催:プロジェクト「近代から戦前までの文学・映画における言語的表現手段の変遷についての横断的研究」


やっぱり読みたい日本の近代文学~谷崎潤一郎~
出版文化産業振興財団(JPIC)のオンライン・プログラム「JPIC ONLINE」の連続講座「やっぱり読みたい日本の近代文学」で、5月19日(木)から隔週3回の一般向け講義を担当し、谷崎潤一郎の文学について話します。
こちらは、Zoomミーティング機能を使用する講座です。指定日のライブ講義のほか、見逃し配信もあります。

>>JPIC ONLINEのサイトはこちら 

◎やっぱり読みたい日本の近代文学~谷崎潤一郎の文学を読む~<全3回>
第1回:2022年5月19日(木)19:00〜20:30
 谷崎潤一郎はなぜ「文豪」と呼ばれたか
第2回:2022年6月2日(木)19:00〜20:30
 谷崎潤一郎と都市モダン文化
第3回:2022年6月16日(木)19:00〜20:30
 谷崎潤一郎と古典文学