2022/06
勉誠出版から『坂口安吾大事典』が刊行されました。
第一部・キーワード編、第二部・作品編、第三部・事項編 の3部構成で、巻末には詳細な年譜が付されています。「お奈良さま」「影のない犯人」「神サマを生んだ人々」「松江市邦楽界に寄す」「山の神殺人」といった作品項目と、「谷崎潤一郎」の項目を担当しました。
「偉大なる落伍者」安吾の、あらたな作家像。
「堕落論」、「桜の森の満開の下」、「不連続殺人事件」……モダニズム小説、歴史小説、風俗小説、推理小説のほか、評論・文化論・笑劇・エッセイなど、多岐にわたって足跡を残した坂口安吾。
最新の研究成果を踏まえ、全作品を解説するとともに、その人間像・作品を読み解くうえで重要なキーワードや、交流のあった人物を網羅的に解説。
坂口安吾のすべてに迫る初の大事典!(本書オビ文より)
* * *坂口安吾のすべてに迫る初の大事典!(本書オビ文より)
第一部・キーワード編、第二部・作品編、第三部・事項編 の3部構成で、巻末には詳細な年譜が付されています。「お奈良さま」「影のない犯人」「神サマを生んだ人々」「松江市邦楽界に寄す」「山の神殺人」といった作品項目と、「谷崎潤一郎」の項目を担当しました。
----
安藤宏・大原祐治・十重田裕一 編集代表、勉誠出版、828頁、14,000円+税
日高研の卒業生、孫軍悦さん(立命館大学准教授)が、このたび第27回日本比較文学会賞を受賞されました。おめでとう!
http://www.nihon-hikaku.org/activity/award.html
http://www.nihon-hikaku.org/activity/award.html
受賞したのはご著書『現代中国と日本文学の翻訳 テクストと社会の相互形成史』(青弓社、2021年2月)です。本書についての書誌情報はこちら。