2016/01
平凡社刊「別冊太陽」の特集『谷崎潤一郎』(>>詳細はこちら)に以下の文章を書きました。
浅草、新しい都市体験の場(トポス)
「谷崎考」と題された特集記事のコラム7本のひとつとして、大正時代の谷崎文学を浅草における都市体験という視点から素描した。
西欧とは異なった独自の近代性を見せる新しい都市としての浅草を「メルチング・ポット」と眼差す谷崎の意識は、早くは「秘密」に表され、やがて「魔術師」、「鮫人」などで大正期を通して展開し、やがて「痴人の愛」に結実していく──。
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千葉俊二監修、平凡社、2,400円+税
浅草、新しい都市体験の場(トポス)
「谷崎考」と題された特集記事のコラム7本のひとつとして、大正時代の谷崎文学を浅草における都市体験という視点から素描した。
西欧とは異なった独自の近代性を見せる新しい都市としての浅草を「メルチング・ポット」と眼差す谷崎の意識は、早くは「秘密」に表され、やがて「魔術師」、「鮫人」などで大正期を通して展開し、やがて「痴人の愛」に結実していく──。
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千葉俊二監修、平凡社、2,400円+税