2016/01

2015年度の国語科の卒業論文・修士論文発表会が開催されます。

◆卒業論文・修士論文発表会
日時:2016年1月30日(土)10:00-16:30
会場:310講義室

日高研卒論生の出番は、10:30ごろからを予定しています。

別冊太陽平凡社刊「別冊太陽」の特集『谷崎潤一郎』>>詳細はこちら)に以下の文章を書きました。

浅草、新しい都市体験の場(トポス)

「谷崎考」と題された特集記事のコラム7本のひとつとして、大正時代の谷崎文学を浅草における都市体験という視点から素描した。
西欧とは異なった独自の近代性を見せる新しい都市としての浅草を「メルチング・ポット」と眼差す谷崎の意識は、早くは「秘密」に表され、やがて「魔術師」、「鮫人」などで大正期を通して展開し、やがて「痴人の愛」に結実していく──。
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千葉俊二監修、平凡社、2,400円+税

『文学で考える〈日本〉とは何か』『文学で考える〈仕事〉の百年』を大学、短大などで教科書として使用したいと考えてくださっているみなさまへ

この2冊を出版した双文社出版は、経営者のご逝去を受けて廃業の手続きを取ることになりました。しかし、その在庫の一部に関しては、継続して販売する方途を用意しております。上記2冊のアンソロジーも、この扱いをしてくださることになりましたので、来年度(2016年度)の教科書としてご使用いただくことができます。
ご希望の方は、日高、もしくは、共編者の日比嘉高、飯田祐子までご連絡ください。