2015/11
上海で谷崎潤一郎研究の国際シンポジウムが開催されます。
二〇一五年谷崎潤一郎没後五〇年
上海国際シンポジウム「物語の力」
会期:2015年11月20〜22日
会場:同済大学
千葉俊二氏、アンヌ バヤール・坂井氏の基調講演(21日)のほか、中国、日本、アメリカ、ヨーロッパなどから参加する18名の研究発表(21・22日)、さらには若手研究者のワークショップ(20日)が行われます。また、シンポジウムの翌日11月23日には関連イベントで上海文学散歩も企画されています。
2日目午後の研究発表の「座長」を務めるほか、3日目午後に次の題目で研究発表します。
「嘆きの門」から「痴人の愛」へ
─谷崎潤一郎・1920年前後の都市表象の変容─
出番は、22日の15:20からの予定です。
二〇一五年谷崎潤一郎没後五〇年
上海国際シンポジウム「物語の力」
会期:2015年11月20〜22日
会場:同済大学
千葉俊二氏、アンヌ バヤール・坂井氏の基調講演(21日)のほか、中国、日本、アメリカ、ヨーロッパなどから参加する18名の研究発表(21・22日)、さらには若手研究者のワークショップ(20日)が行われます。また、シンポジウムの翌日11月23日には関連イベントで上海文学散歩も企画されています。
2日目午後の研究発表の「座長」を務めるほか、3日目午後に次の題目で研究発表します。
「嘆きの門」から「痴人の愛」へ
─谷崎潤一郎・1920年前後の都市表象の変容─
出番は、22日の15:20からの予定です。
編集代表として制作に関わった日本近代文学会関西支部編『作家/作者とは何か テクスト・教室・サブカルチャー』が和泉書院から刊行されました。
テクスト論が出現した一九八〇年代以降、文学研究は「作者」から解き放たれた。様々な方法論が試されるなかで新たに立ち上がった〈作家/作者〉をめぐって、検討すべき射程は広く、そのイメージは多様である。
本著は研究の現在を見すえたシンポジウムの模様と10本の論考を収録。
教室のなかで触れられる文学やサブカルチャーにも目を向け、文学場における多元的な〈作家/作者〉へのアプローチを目指す好著。(※出版社の紹介文)
>>目次等の詳細はこちら
本書のもとになった、日本近代文学会関西支部の2013〜14年度の大会連続企画「文学研究における〈作家/作者〉とは何か」では、2013年度春のシンポジウムを皮切りに、大会特集、小特集などでこの問題に取り組みました。2012年と13年に事務局・運営委員長だったことで、この企画の立ち上げから関わり、前半の大会運営や本書のまとめ役まで務めました。
関西支部初めての連続企画を試みるなかで、ふってわいた全国大会との合同開催もあったし、個人的には学会運営にたずさわったことの集大成のようなところもあり、思い出すと実に感慨深いものがあります。
どうにかここまでたどり着けたことを、企画運営時の大橋毅彦関西支部長および登壇・執筆いただいたみなさんはじめ、運営委員ほか関係の方々に心から感謝申し上げます。
この充実した内容の書物が一人でも多くの方に読まれることを切に願っています。
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日本近代文学会関西支部編、和泉書院、250頁、3,600円+税
テクスト論が出現した一九八〇年代以降、文学研究は「作者」から解き放たれた。様々な方法論が試されるなかで新たに立ち上がった〈作家/作者〉をめぐって、検討すべき射程は広く、そのイメージは多様である。
本著は研究の現在を見すえたシンポジウムの模様と10本の論考を収録。
教室のなかで触れられる文学やサブカルチャーにも目を向け、文学場における多元的な〈作家/作者〉へのアプローチを目指す好著。(※出版社の紹介文)
>>目次等の詳細はこちら
本書のもとになった、日本近代文学会関西支部の2013〜14年度の大会連続企画「文学研究における〈作家/作者〉とは何か」では、2013年度春のシンポジウムを皮切りに、大会特集、小特集などでこの問題に取り組みました。2012年と13年に事務局・運営委員長だったことで、この企画の立ち上げから関わり、前半の大会運営や本書のまとめ役まで務めました。
関西支部初めての連続企画を試みるなかで、ふってわいた全国大会との合同開催もあったし、個人的には学会運営にたずさわったことの集大成のようなところもあり、思い出すと実に感慨深いものがあります。
どうにかここまでたどり着けたことを、企画運営時の大橋毅彦関西支部長および登壇・執筆いただいたみなさんはじめ、運営委員ほか関係の方々に心から感謝申し上げます。
この充実した内容の書物が一人でも多くの方に読まれることを切に願っています。
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日本近代文学会関西支部編、和泉書院、250頁、3,600円+税