2011/09

出張先の韓国から無事帰国しました。出張中お世話になったみなさま、どうもありがとうございました。

韓国・慶尚大学校で開催される国際学術会議「近代転換期の東アジアの文学・文化への再認識:横断と接境」で、以下の内容の研究発表をします。

◆エキゾチズムの在処―村上春樹「スプートニクの恋人」のミュウ―

村上春樹「スプートニクの恋人」(1999)は、ミュウという女性を「読む」ことが物語化されている。なぜミュウは在日コリアンに設定されたのか。この仕掛けが物語においてどのように機能したか考察し、村上春樹の初期作品との連続と切断について検討します。

本日、ブカレストからヘルシンキ経由で、2週間の東欧出張から無事に帰国しました。エストニア、ルーマニアそれぞれの学会+αでお世話になったみなさまに、心より感謝申し上げます。どうもありがとうございました。