2020年4月1日より、勤務先のメールアドレスのドメインが変更になりました。これにより長年使用してきたメールアドレスが新しいものになります。
といっても、従来のアドレスの@のあとにcc.が付くだけ。
旧アドレス(ドメインにcc.の付かないもの)に配信されたメールも、2022年3月31日受信分までは、新アドレスの方に自動転送されます。
なお、おもに学外用に使用しているso-netのアドレスは従来どおりで、新アドレスへの転送先変更も済ませていますので、こちらはこれまでと同様に使用できます。
引き続き、よろしくお願いいたします。
NUE-KOKUBUN43
『奈良教育大学国文─研究と教育』第43号が刊行されました。
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本誌には、日高研所属の院生である吉村惇・草川倫太郎両君の論文、そして、資料紹介として拙稿が掲載されています。
 
【論文】
吉村惇
梶井基次郎『檸檬』のレトリック─大正期「活動写真」の方法─
◇草川倫太
江戸川乱歩「陰獣」におけるフィクションの機能
【資料紹介】
◇日高佳紀
鈴木悦「悪魔と其の弟子」解題と本文
─カナダの日本語新聞『大陸日報』社説欄に載った戯曲─

吉村論は、梶井基次郎『檸檬』について、作品の舞台となった大正期の京都で流行していた「活動写真」の文化状況と映画独自の表現技法をコードに作品解釈する試み。草川論は、江戸川乱歩にとって作家としての分岐点となった「陰獣」に内在するフィクションの在処とその機能について、フィクション論の観点から論じたもの。二人にとって初めての論文です。
今回、「資料紹介」という慣れない作業に取り組んだ拙稿は、戦前期カナダで発行されていた『大陸日報』の主筆を務めていた鈴木悦が著した戯曲形式の作品を扱ったもの。校訂を施して作品全文を掲載するとともに「解題」で作品を取り巻く状況を紹介しました。
下記のとおり、川端康成文学館(大阪府茨木市)の市民講座で講演します。

◎川端康成文学館令和元年度連続講座
テーマ:大正の文豪たち(※連続講座の第6回)
内容:谷崎潤一郎と浅草文化
日時:2020年2月16日(日)14:00〜16:00
場所: 川端康成文学館併設青少年センター 3階会議室

>>詳細はこちら(川端康成文学館のサイト)
 
2019年度卒業論文・修士論文の国語教育講座発表会が開催されます。

◆卒業論文・修士論文 発表会
日時:2020年1月25日(土)10:30~17:00
会場:奈良教育大学 310講義室

近代文学関連は卒論11:15〜、修論15:50〜の予定です。 
発表者は当日10:00までに発表資料130部を総務担当教員まで提出すること。

2019年度卒業論文・修士論文の国語教育講座・文学系の分野別中間発表会が開催されます。

◆卒業論文・修士論文 分野別中間発表会(文学系)
日時:2019年12月11日(水)16:30~19:00(予定)
会場:奈良教育大学 206講義室

発表者は、12月09日(月)12:00までに発表資料を研究室に50部提出すること。
近代文学関連3学会合同の国際研究集会2日目(11/24)に、パネル「フィクション論で問い直す近代日本文学」(10:00〜12:00@共立女子大学 発表要旨)でパネリストの一人として登壇しました。
発表タイトルと内容は以下の通りです。

《パネル》フィクション論で問い直す近代日本文学(高橋幸平・日高佳紀・久保昭博・服部徹也)
◇日高佳紀
「谷崎潤一郎・文学形式とフィクション─拵へ物・空想・組み立て─」
(内容)
谷崎潤一郎は、文学の価値について言及する際、しばしば〈うそ〉かどうかということに関連づけて自らの主張を展開した。〈拵へ物〉との批判に対して谷崎がこだわった小説の〈本当らしさ〉には内容と形式の両面があり、そこには、作者にとっての真実性がいかにして読者の実感に結ばれるかという問題が横たわっていた。議論を進めるために用いられた〈空想〉と〈組み立て〉について、フィクション論の枠組みから検討し、明治末から昭和初期に至る谷崎の文学(小説)観を明らかにすることを目指す。
初めての試みとなる近代文学関連3学会合同の国際研究集会が、2019年11月23・24日の2日間にわたって、明治大学(23日) 、共立女子大学・二松學舍大学(24日)で開催されます。大会テーマは「文学のサバイバルーネオリベラリズム以後の文学研究」。
>>詳細はこちら(合同国際研究集会公式サイト)

このうち、2日目分科会のパネル発表に登壇します。

◇高橋幸平・日高佳紀・久保昭博・服部徹也
《パネル》フィクション論で問い直す近代日本文学

日時:2019年11月24日(日)10:00〜12:00
会場:共立女子大学3号館3階305(会場〈8〉)
(発表趣旨)
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『日本近代文学』第101集に、河野龍也さんが拙編著『建築の近代文学誌 外地と内地の西洋表象』の紹介を書いてくださいました。