『昭和文学研究』第81集に、中村ともえ著『谷崎潤一郎論 近代小説の条件』(青簡舎、2019.05)の書評を執筆しました。
なお、同誌「研究展望」欄には、西川貴子「建築と文学の交錯──文学テクストにおける建築表象をめぐって」が掲載されています。西川さんは拙編著書『建築の近代文学誌 内地と外地の西洋表象』(勉誠出版、2018.11)の共編者であり、本文中でわれわれが取り組んだプロジェクトと拙編著について触れられています。
なお、同誌「研究展望」欄には、西川貴子「建築と文学の交錯──文学テクストにおける建築表象をめぐって」が掲載されています。西川さんは拙編著書『建築の近代文学誌 内地と外地の西洋表象』(勉誠出版、2018.11)の共編者であり、本文中でわれわれが取り組んだプロジェクトと拙編著について触れられています。
日高研の卒業生、ホルカ・イリナさん(東京大学准教授)が、このたび全国大学国語国文学学会の学会賞(全国大学国語国文学会賞)を受賞されました。おめでとう!
http://www.nacos.com/kokubun/prize.html#01
受賞したのはご著書『島崎藤村 ひらかれるテクスト メディア・他者・ジェンダー』(勉誠出版、2018年3月)です。本書についての書誌情報はこちら。
http://www.nacos.com/kokubun/prize.html#01
受賞したのはご著書『島崎藤村 ひらかれるテクスト メディア・他者・ジェンダー』(勉誠出版、2018年3月)です。本書についての書誌情報はこちら。
2020年3月30日付発行の『奈良教育大学国文─研究と教育』第43号がようやく刷り上がりました。
すぐにでも会員のみなさんや関係各所に送付すべきところですが、新型コロナウイルスの影響で大学への入構制限が5/31まで延期となったこともあり、発送作業にさらなる遅れが生じる見込みです。
刊行が遅れた上に、このようなことになり、申し訳ありません。関係各位におかれましては、何卒ご理解のほどお願い申し上げます。
なお、本誌の日高研関連の記事については、発行日のブログに掲載しました。
すぐにでも会員のみなさんや関係各所に送付すべきところですが、新型コロナウイルスの影響で大学への入構制限が5/31まで延期となったこともあり、発送作業にさらなる遅れが生じる見込みです。
刊行が遅れた上に、このようなことになり、申し訳ありません。関係各位におかれましては、何卒ご理解のほどお願い申し上げます。
なお、本誌の日高研関連の記事については、発行日のブログに掲載しました。
新型コロナウイルス問題で、学生・学外者の大学構内への原則立ち入り禁止が7月末まで継続されることになりました。これを受けて、6月20日開催予定で、すでに講演と研究発表の登壇者も決まっていた、奈良教育大学国文学会・研究発表大会の中止が決まりました。
「開催延期」というかたちについてもさまざまな角度から検討しましたが、コロナ問題に収束の見通しが立たないこと、その他諸般の状況に鑑みて、今年度は不開催とせざるを得ないとの結論に達しました。
いろいろな意味で今年はとくに楽しみにしていただけに、心底、残念です。
プログラムの正式発表前なので、お名前は控えさせていただきますが、講演依頼をご快諾くださった方、研究発表の準備をしてくれていた院生諸君、楽しみにしてくれていた在学生、卒業生のみなさん、本当に申し訳ありません。
みなさんのご無事とご健康をお祈りいたしますとともに、一日も早く日常が戻ってくれることを願ってやみません。
「開催延期」というかたちについてもさまざまな角度から検討しましたが、コロナ問題に収束の見通しが立たないこと、その他諸般の状況に鑑みて、今年度は不開催とせざるを得ないとの結論に達しました。
いろいろな意味で今年はとくに楽しみにしていただけに、心底、残念です。
プログラムの正式発表前なので、お名前は控えさせていただきますが、講演依頼をご快諾くださった方、研究発表の準備をしてくれていた院生諸君、楽しみにしてくれていた在学生、卒業生のみなさん、本当に申し訳ありません。
みなさんのご無事とご健康をお祈りいたしますとともに、一日も早く日常が戻ってくれることを願ってやみません。
2020年4月1日より、勤務先のメールアドレスのドメインが変更になりました。これにより長年使用してきたメールアドレスが新しいものになります。
といっても、従来のアドレスの@のあとにcc.が付くだけ。
旧アドレス(ドメインにcc.の付かないもの)に配信されたメールも、2022年3月31日受信分までは、新アドレスの方に自動転送されます。
なお、おもに学外用に使用しているso-netのアドレスは従来どおりで、新アドレスへの転送先変更も済ませていますので、こちらはこれまでと同様に使用できます。
引き続き、よろしくお願いいたします。
『奈良教育大学国文─研究と教育』第43号が刊行されました。
>>全体の目次はこちら
本誌には、日高研所属の院生である吉村惇・草川倫太郎両君の論文、そして、資料紹介として拙稿が掲載されています。
【論文】
◇吉村惇
梶井基次郎『檸檬』のレトリック─大正期「活動写真」の方法─
◇草川倫太郎
江戸川乱歩「陰獣」におけるフィクションの機能
【資料紹介】
◇日高佳紀
鈴木悦「悪魔と其の弟子」解題と本文
─カナダの日本語新聞『大陸日報』社説欄に載った戯曲─
吉村論は、梶井基次郎『檸檬』について、作品の舞台となった大正期の京都で流行していた「活動写真」の文化状況と映画独自の表現技法をコードに作品解釈する試み。草川論は、江戸川乱歩にとって作家としての分岐点となった「陰獣」に内在するフィクションの在処とその機能について、フィクション論の観点から論じたもの。二人にとって初めての論文です。
今回、「資料紹介」という慣れない作業に取り組んだ拙稿は、戦前期カナダで発行されていた『大陸日報』の主筆を務めていた鈴木悦が著した戯曲形式の作品を扱ったもの。校訂を施して作品全文を掲載するとともに「解題」で作品を取り巻く状況を紹介しました。
下記のとおり、川端康成文学館(大阪府茨木市)の市民講座で講演します。
◎川端康成文学館令和元年度連続講座
テーマ:大正の文豪たち(※連続講座の第6回)
内容:谷崎潤一郎と浅草文化
◎川端康成文学館令和元年度連続講座
テーマ:大正の文豪たち(※連続講座の第6回)
内容:谷崎潤一郎と浅草文化
2019年度卒業論文・修士論文の国語教育講座発表会が開催されます。
◆卒業論文・修士論文 発表会
日時:2020年1月25日(土)10:30~17:00
会場:奈良教育大学 310講義室
近代文学関連は卒論11:15〜、修論15:50〜の予定です。
発表者は当日10:00までに発表資料130部を総務担当教員まで提出すること。