『日本近代文学』第113集に、荒井真理亜・副田賢二・富永真樹・中村健編『戦前期週刊誌の文学と視覚表象 『サンデー毎日』の表現戦略』(文学通信、2024.10)の新刊紹介を書きました。
佛教大学オープンラーニングセンター(O.L.C.)で全6回の連続公開講座を担当します。
村上春樹の短篇小説を読む
─第一短篇集『中国行きのスロウ・ボート』から─
日時:2025年10月〜2026年3月の木曜日(各月1回)10:30〜11:45
内容:村上春樹の最初の短篇小説集『中国行きのスロウ・ボート』(1983年)には自身の世界のありようが「未完成なりに」「おおむね提示されている」と、本人によってのちに回顧されています。本講座では、この短篇集の特徴を捉えた上で、収録作品それぞれの表現に着目しながら精読し、村上文学の原点について考えます。
内容:村上春樹の最初の短篇小説集『中国行きのスロウ・ボート』(1983年)には自身の世界のありようが「未完成なりに」「おおむね提示されている」と、本人によってのちに回顧されています。本講座では、この短篇集の特徴を捉えた上で、収録作品それぞれの表現に着目しながら精読し、村上文学の原点について考えます。
※申し込みほか詳細は、佛教大学O.L.C.のサイトまで。
2025年10月2日(金)〜4日(日)に、オーストラリアのアーミデイル(Armidale)市で開催される国際学会でパネル発表します。JSAA(Japanese Studies Association Australia)2025 Conference
'Marginal Places, Flows, Identities'
>>Conference website
■会場
University of New England (Armidale, NSW)
ニューイングランド大学
■パネルタイトルと趣旨
The identity of “Bungei eiga” (1950s-1960s)
文芸映画(1950-60年代)のアイデンティティ
文学作品を原作として、日本映画史に一つの流れをつくった「文芸映画」とはどのような範囲の表現を扱い、表象の可能性を拓いていったのだろうか。 本パネル発表は、週刊誌、ラジオ、テレビといったマスメディアが多様化していく1950-60年代にアダプテーションされた3つの文芸映画を対象に、原作がそれぞれのメディアを経由して映画作品に至る過程をたどりながら、言語表象と映画表象との比較検討を通して、それぞれの特質を捉える。とくに、名作とされる文学からやや外れた作品を取り上げ、いわゆる「文芸映画」からのズレを顕在化させることで、そのアイデンティティを明らかにすることを目指す。
■パネルメンバー
日高佳紀(佛教大学)
西川貴子(同志社大学)
鳥羽耕史(早稲田大学)
大橋崇行(成蹊大学)*ディスカッサント
■登壇日時
2025年10月3日(土)11:00〜12:30
パネル3名のうちの1人目として、以下の内容で発表します。
From serialization in a weekly magazine to a Taiyo-zoku Film: Shintaro Ishihara's “Gesshoku” (Lunar Eclipse)
週刊誌連載から太陽族映画へ ─石原慎太郎『月蝕』─
(要旨)
1950年代後半から始まる週刊誌ブームの火付け役であった『週刊新潮』の創刊(1956年2月)からまもない時期に発表されたのが石原慎太郎『月蝕』(同4〜7月)である。連載中の5月には前年のデビュー作『太陽の季節』の 映画化作品が封切られ、続く『処刑の部屋』(6月)以降、石原慎太郎の原作映画は「太陽族映画」と目されるようになる。12月には『月蝕』も映画化された。『月蝕』は、週刊誌メディアとの関わりの中で完成し、「太陽族映画」に組み込まれて受容された文芸映画なのである。そのメディア横断の過程を追うことで、稀代の新進作家の作品が、既存の文学および文芸映画をいかに乗りこえていったか考えてみたい。
佛教大学オープンラーニングセンター(O.L.C.)で全6回の連続公開講座を担当します。
村上春樹『ノルウェイの森』を読む
日時:2025年4月〜9月の木曜日(各月1回)10:30〜11:45
内容:村上春樹『ノルウェイの森』は1987年に発表後、社会現象になるほどの売れ行きとなった作品で、今なお村上春樹の代表作と見なされ読み続けられています。しかし一方で、この小説は他の村上文学にないいくつかの特徴をもっています。本講座では6つの視点からアプローチし、作品を読解していきます。
◎全6回の日程と講義内容は下に貼った画像(クリックで拡大)でご確認ください。

※申し込みほか詳細は、佛教大学O.L.C.のサイトまで。



















